痛みや結果に怯える、運命の”初”採卵日

2017-05-06杉山産婦人科

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ついにこの日がやって来てしまいました。
人生で初めての「運命の採卵日」です。

8:00にはクリニックに到着しなければいけなかったので、
昨夜はできるだけ早く寝ようと思って、ベッドに入ったものの、
やっぱり「採卵」のことが気になって、ネットで検索、検索、検索・・・。

初めてのことなので、どんな流れで進むのか、どんな痛みが訪れるのか、
まったく想像できないところがさらに恐怖。
さすがに、なかなか眠れませんでした。

旦那も人生で初めての「採精」ミッション

当日、旦那は予定があったため、オタマさんは持参という方向で。
病院から渡された「採精カップ」を旦那に渡し、ミッションを託しました。

旦那も初めての採精に、どうやら悪戦苦闘の様子で、思っていたようにいかなかったらしく、
「次回はもっと元気なオタマを!」と言っていましたが、
出来れば、「次回」が来ないことを願う妻。

採卵までの流れ。緊張の連続でした

採卵当日は、化粧もコンタクトもNGなので、スッピン&メガネで来院。
飲食禁止なので、喉もカラカラ状態。

大事に大事に持ってきた旦那のオタマさんと、体外受精の同意書を受付に提出して、
そのあとすぐに2階の部屋に案内されました。

部屋に入ると、そこにはカーテンで仕切られた、4つのスペースと4つのロッカー。
マンガ喫茶のように、各スペースにリクライニングソファーが置いてありました。

そこで、今日採卵予定の患者さんが待機します。

指定されたスペースに入り、手術着にお着替え。
トイレを済ませて、リクライニングソファーに座って待機。

どのぐらい待ったでしょうか。
看護師さんが部屋に入ってくるたびにドキーンってしました。

最初の人が呼ばれ、その人は10分ほど経ってから、スタスタと歩いて戻ってきました。
早い!え?そんな普通に歩けるの?痛くなかったの?

ドキドキしながら待っていると、ついに看護師さんが
「それでは移動しましょう」と、ついに私の順番が!

ついに採卵の現場に足を踏み入れる!緊張の瞬間!

隣にある手術室に移動し、指示を受けながら診察台へ上がります。

名前と生年月日を確認したあと、看護師さんが、
「座薬いれますねー。」といって、痛み止めの座薬をブスリと挿入。。。

すぐに先生が登場し、内診。
普段の内診台よりも、さらに大開脚!

柔軟性のない体の私は、これ結構痛かった。
「タマゴ採っていくねーー。力抜いててね。」

エコーで確認しながら、採卵スタート!

い、、、いたい、、、いたい。。。

鈍痛というか、重い痛みというか、チクッ!って感じじゃなかった。
でも、まだ何とか耐えられるレベル。。
ゆっくりと呼吸しながら、無の精神でただただ時間が過ぎていくのを待つのみ。

「もう少しで終わるからねー、大丈夫ー?頑張ってー」と先生が声をかけてくれたり、
看護師さんが手をにぎってくれたので、助かりました。

そのときでした!!

!!!???
いたーーーーーーい!!!!
痛い!痛い!痛い!!!!

もう終わると聞いていたのに、何だこの耐え難い激痛は!!

頭真っ白、手汗びっしょり、もうやめてくれと本気で思いましたが、
大事な大事なタマゴちゃんのため! 死ぬ気で耐えました。

「もう終わるよー」と言われ、消毒してもらって終了。

人生初の採卵を無事に終え、さてタマゴは採れた?

実際は5分ぐらいの時間でしたが、ものすごく長く感じました。。。
一気に老け込んだ気がする。。。

部屋に戻ると、テーブルにウーロン茶が置いてありました。
昨夜から何も口にしていなかったので、グビグビと一気飲みしてしまいました。

痛みと精神を落ち着かせる為、
しばらくリクライニングソファーで休みながら、旦那にLINE。
詳しくは伝えてないけど、無事に終わったよの報告をしました。

身支度を済ませ、1階へ。
しばらくして診察室に呼ばれました。

採卵数、なんと5個!!
無事に採れて良かった!
変性卵もないようでした。

すばらしい!

旦那のオタマも問題ないようなので、ふりかけ式で大丈夫だと思います。と言われたので、
そのようにお願いしました。

抗生剤を受け取り、会計を済ませて終了。

受精結果は、明日の11:00~12:00に電話で確認。
無事に受精していたら、3日後に移植です!

本日のお会計

採卵費用
¥270,000-

杉山産婦人科 合計
¥387,080-

2017-05-06杉山産婦人科