緊張の凍結確認。そして「難治性(反復)着床不全」とクラミジア検査。

2018-06-27杉山産婦人科

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メールで受精確認ができてから5日が過ぎました。
今日は、ドキドキの凍結確認で杉山産婦人科の予約日です。

移植周期に入れるであろう次周期のために、鍼灸治療でリフレッシュ

予約時間を午後の遅い時間にしたので、午前中は鍼灸院で施術をしてもらいました。
気持ちの良い鍼灸治療をしてもらったので、身体も気分もラクになりました。

鍼灸師の先生に「今から凍結確認に行ってくるんです」と伝えたら、
「1個、うーん、、2個ぐらい胚盤胞が凍結できてるといいね!」って言われましたが、
私の中では、「5個もあるんだから、4個ぐらいは胚盤胞になってるでしょ!」って心の中で思っていました。

思いもよらぬ結果に愕然

杉山産婦人科に到着すると、待合室は空いていました。
しかし、なかなか呼び出しがありません。

30分ほど待って、ようやく呼び出しがありました。
いつもお世話になっている先生は、この日は午後からお休みだったので、
初めましての先生の枠を予約しました。

入室早々、「残念な結果となりました」と先生。
え??と思ったけど、とりあえず先生の説明を聞くことにしました。

結論から言うと、全滅でした。
5個もあったのに、1個も胚盤胞まで成長せず、凍結はゼロということです。

5個採卵が出来たけど、正常受精したのは2個で、異常受精が2個、1個が変性卵だったかな。

もうね、先生の言葉が耳に入ってきませんでした。
涙をガマンするのに必死でした。

「難治性(反復)着床不全」の可能性有り。検査を受けることに。

先生は、次の治療について冷静に話し始めました。

体外受精で良好な受精卵(胚)を4回以上移植した場合、80%以上が妊娠するようです。
私は今まで5回の移植をしたのに、一度も着床反応が出ていません。
そういった症状は、「難治性(反復)着床不全」の可能性が高いそうです。

きちんと検査をして、子宮内環境を整えましょうということで、
「子宮鏡検査」「免疫検査(Th1/Th2細胞、ビタミンD)」を受けるように言われました。

免疫検査は採血によるものなのですが、平日の午前中しか検査をしていないということなので、
近いうちに受けることに。
子宮鏡検査は、生理が終わってから排卵日までの間に受診して検査をすることになりました。

先日検査した、AMHの検査結果も返ってきました。

1年前に不妊治療を始めた当初に検査した数値は「2.16ng/ml」で、
36~38歳相当だった卵巣年齢が、今は「1.09ng/ml」まで減少。
41~42歳相当の卵巣年齢になってしまいました。

今までこんなに詳しく説明してくれる先生がいただろうかと思うぐらい、
ものすごく丁寧に対応してくれました。
気が付けば、診察室を30分も独占してしまいました。

お待ちの患者様、本当にすみませんでした。

子宮鏡検査を受けるにあたり、クラミジア検査で陰性であることが必要なため、採血。
免疫検査のうちのビタミンDも、今日採血すれば次回には結果が出ているでしょうとのことなので、お願いしました。

結果が出ない私の身体。うまくいかない。

クリニックを出た瞬間、涙がボロッとこぼれました。
でも、家に着くまで絶対にガマンする!って思って、必死でこらえました。

家に着いた途端、ガマンしていた涙が次々と溢れ出てきました。
なんだろう。
ほんとにポンコツなんだな、わたしの身体は。
情けない。
どれだけやってもうまくいかない。
採卵をすればするほど、AMHもどんどんと下がっていってしまいます。
今となっては、胚盤胞まで成長しないので、移植さえも出来ない状況です。

体外受精をすれば妊娠するんじゃないの?
自然妊娠が出来る人よりは、治療でお金もかかるし、体にも負担がかかるけど、
その分、ちゃんと結果が出るんじゃないの?
普通の人(自然妊娠が出来る人)が難なく出来ることも、
頑張って不妊治療をしている人が、めでたく結果を出せることも、
どっちも私には出来ないことなの?
私はどっちにもなれないの?
どんだけポンコツな身体なの、わたし。

旦那が帰宅するまで、頑張って夕食の準備を済ませました。
途中、旦那から電話がかかってきて、声を聞いた瞬間にダァーってまた涙が流れてきたので、
「急いで帰るからね!」って言ってくれました。
何も言わなくても察してくれたようです。

旦那が帰ってきたら、もうダメでした。
涙腺崩壊。
こんなにもつらいことが人生で起こるもんなんだな。
不妊治療を始めてから、もうつらいことがてんこもり。泣いてばかり。
周りの友達(同じ年齢で経産婦)からの妊娠・出産報告が、
ストレス以上に容赦なく精神状態を乱してきます。

会社では、同僚の「出産手当金」やら「育児休業給付金」やらの手続きもしないといけません。

これは、何の仕打ちでしょうか。
何の罰ゲームなのでしょうか。

それでも「不妊様」と言われないように、グッとガマンして平常心を装わなければいけません。

不妊治療のやめどきがわかりません。

寝る前、今後のことについて旦那と話しました。

「もう、やめたい? つらい思いをしている姿を見るのは、やっぱり俺もつらい」
そう言われたけど、今はやめることさえも怖くなってきてしまっています。

正直に言うと、辞め時がわかりません
30代が終わると同時にやめるのか、助成金がもらえる限界まで頑張るのか。

30代で妊娠・出産することを目標に、不妊治療を頑張ってきましたが、
30代で妊娠することさえも不可能な結果になってしまいました。

40代で妊娠しましたーってなったら、田舎の親族たちはどう思うのでしょうか。
今の時代、40代で妊娠出産なんてよく聞く話ではありますが、
古臭い考えしかない田舎の親族たちは、怪訝そうな表情をするのでしょうか。

でも、やめるのは今ではない気がします。
肩のチカラを抜きながら治療していけるのが一番いいんだろうけど、
残念ながら、そこまでの強靭なメンタルは持ち合わせていないし、
これからもきっとつらい思いをするし、涙もいくらあっても足りないぐらい流すことになると思う。

わかってる。
わかってる。

でも、まだもうちょっとだけ頑張りたいんだ、わたし。

本日のお会計

再診料・検査代
¥11,880-

杉山産婦人科 合計
¥1,763,770-

2018-06-27杉山産婦人科