稽留流産手術を受けてから約2ヶ月。ようやくβ-HCGの数値が「0.5」以下になりました。
心拍確認が出来ず、稽留流産と診断され、流産手術を受けてから約2ヶ月が経ちました。
β-HCGの数値が「0.5」以下になるまで、血液検査をして経過を見ていきます。
今日の診察で、ようやく「0.4」まで下がり、術後診察はここで終了となりました。
とりあえず、ひと安心です。
絨毛染色体検査の結果が返ってきました。
やはり、染色体異常による流産だったようです。
しかし、過去2回は「数の異常」で『偶発的に生じた染色体異常による流産』だと考えられていますが、
今回は「構造の異常」でした。
構造の異常とは
そのため、今後の妊娠のために、ご夫婦自身の染色体分析を行って、今回の胎児の染色体異常が偶発的に生じたものか否かを確かめることが推奨されます。
偶発的に生じたものであれば、次回の妊娠に影響するものではありません』
これは、ただの偶発的なものかもしれないけれど、もしかしたら夫婦のどちらかに染色体異常がある可能性が考えられるらしく、
夫婦の染色体検査をしてみないとわからないと言われました。
私たち夫婦のどちらかに染色体異常があった場合、受精卵を移植しても、卵自体に異常が含まれている可能性が高いので、うまくいかない結果になってしまうそうです。
染色体異常は、特にこれといった治療法があるわけではなく、移植してみないとわからないらしいです。
私たち夫婦のどちらかに染色体異常の可能性?
考えたこともありませんでしたが、可能性としてそれもあり得ることなんだと思いました。
今後のスケジュールとして、凍結胚盤胞はゼロになってしまったので、次は採卵周期となります。
2回生理を迎えて、3回目の生理が来たら3日目に来てくださいとのことでした。
着床前診断についても聞きました。
PGT-A(着床前胚染色体異数性検査: Preimplantation genetic testing for aneuploidy)は、受精卵の染色体の数の異常を調べる検査です。
受精卵には遺伝情報を含む染色体(1つの細胞に23ペア46本)が入っていますが、染色体の数が少ない場合や多い場合には着床しなかったり、流産してしまうことが大半であることがわかってきました。PGT-Aにて受精卵の染色体の数に異常がないかを検査することで、流産率の低下や、妊娠成功率の向上が期待されます。
引用元:着床前診断(PGT: preimplantation genetic testing)|診療科のご案内|斗南病院
しかし長田先生は、着床前診断には否定的な考えを持っていて、
高額の費用がかかるだけで、検査結果は信用できるものではない、と。
私は、もう流産手術はしたくありません。
受精卵を検査して、正常なものだけを移植すれば、流産の可能性も低く、そのまま出産までいける可能性も高いのです。
ネガティブな考えよりも、ポジティブに行きたいので、長田先生の意見は受け入れられませんでした。
この先、どうするのかはまだ決めかねていますが、
次があるとすれば、転院して着床前診断をする方向になると思います。
前に進むにしても、ここでやめるにしても、
NAC日本橋に来るのは、もう今日で終わりだと心に決めていました。
NAC日本橋の皆様、本当にありがとうございました。
本当にお世話になりました。
私はNAC日本橋が好きでした。
とてもいいクリニックに巡り合えたと心から思っています。
もちろん「めでたく卒業」ということを望んでいましたが、残念ながら「中退」ということになってしまいました。
寺元先生をはじめ、長田先生や宮内先生、その他の先生、看護師さん、培養士さん、受付スタッフの方々、本当にありがとうございました。
本日のお会計
再診料・検査代
¥7,931-
術後検査(複数日総計)
¥3,531-
NAC日本橋 合計
¥3,574,089-
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