【D13】KLCでの初めての採卵日。痛みや当日の流れ、採卵結果など。
KLCでの初めての採卵日です。
ついにこの日を迎えました。
7:30に採卵受付とのことなので、早起きをして、旦那と共にKLCに向かいました。
いつもの通院時は自転車に乗って行くのですが、採卵後は自転車NGだと思うので、
今日はバスに乗って西新宿へ。
採卵日の受付は、自動受付機ではなく、直接窓口に行くように指示がありました。
4階のIVF(体外受精)受付の窓口には、すでに数組の夫婦が順番待ちで並んでいました。
この人たちも今日が採卵日なんだー、と心強い気持ちになりました。
みなさん、頑張りましょーー!
受付を済ませ、私は8階のナースセンターへ、旦那は9階の待合スペースへ向かいました。
「頑張ってね。行ってらっしゃい」とお互いに声を掛け合い、しばらくお別れ。
初めて足を踏み入れる、KLCでの採卵現場
8階に上がると、静まり返った空気感が漂っていました。
ドアを開けようと思ったけど、あれ、開かない。。。
マゴマゴしていると、後ろで待っていた人が、
「セキュリティカードをかざすんですよ」と教えてくれて、ドアがオープンしました。
しっかりしたセキュリティに感心する反面、この人は初めての採卵ではないんだなと悟る私。
ナースセンターに入り、靴を脱いでスリッパへ履き替え。
血圧測定をしたあとに、指定のベッドブースへ案内されました。
私は4番ベッドでした。
ブラジャーとキャミソール、タンクトップ以外はすべて脱いで、術衣にお着替え。
ヘアキャップをかぶり、順番がくるまでベッドで横になって待ちました。
しばらくして、1番と思われる人が呼ばれ、オペ室に向かいました。
5分ほどたってからスタスタと帰ってきて、ベッドに戻った様子が感じられました。
看護師さんは次の人を呼び、オペ室へ案内していました。
そうこうしているうちに、4番の私は、あっという間に順番が回ってきました。
採卵が始まりました!オペ室内の雰囲気は?痛みは?採卵時間は?
まず、トイレを済ませてくださいと指示があり、トイレを済ませてから、オペ室のドアの前で待機。
ドアの奥が騒がしくなり、前の人が出てきました。
ついに、私の番です!
オペ室の入り口には体重計があり、まずは体重測定。
名前と生年月日を確認し、奥の内診台へ向かいました。
薄暗い部屋に、5~6人はいたでしょうか。
物々しい雰囲気が漂っていました。
またそこで名前と生年月日を確認、するとその場にいたスタッフ全員が1人ずつ繰り返し復唱。
取り違えることのないように、厳重に確認している証拠ですね。
内診台に上がり、あっという間に消毒され、採卵スタート。
胸の上に手を置くように言われ、その看護師さんがそっと手を握ってくれました。
なんて心強い! 人肌恋しいこの不安感の中、天使に思えた瞬間でした。
カチャカチャと器具が挿入され、恐怖と痛みで腰が浮く。
「腰は浮かさずに、ベッドにくっつけておいてくださいねー」と言われたけど、そんなの無理!
痛いもん。怖いもん。
自分の意思とは無関係に、体が勝手に反応するもんだからしょうがない。
「それではタマゴを採っていきますね。右のモニターを見ててくださーい」
顔を横に向けると、右側にモニターがあり、プックリとした卵胞が見えました!
ピコーンピコーンという音と共に、その卵胞がゆっくりとしぼんでいく様子がわかりました。
吸い取ってるのね! これがタマゴを採る瞬間なのね!
完全に卵胞が見えなくなり、ゴソゴソと他の卵胞を探す先生。
「もう1個見えるから、これも採りますねー」と言って、またピコーンピコーンと音が始まりました。
もちろん痛かったけど、ガマンできないほどの痛みではありませんでした。
杉山産婦人科での採卵のほうが、何倍も痛かった気がする。
KLCでは、採卵するときの針の細さが尋常じゃないらしい。
あっぱれです!
採卵が終わり、安静時間を過ごします
採卵が無事に終わり、看護師さんに支えてもらいながら内診台を降り、オペ室を出ました。
ベッドに戻り、しばらくそのまま横になって安静にしていると、
看護師さんが、さきほどの採卵結果の用紙を持ってきました。
言葉で発すると、隣の人に聞こえちゃうからという配慮なんでしょうね。
そこには、「採卵数 2個」の文字が!!
抗生物質として「フロモックス」を服用するように指示がありました。
さっそく旦那にLINEで結果報告。
すると、「僕もさっき呼ばれて、今採精室」と返事がきました。
妻が無事にタマゴ採れたのを確認してから、旦那が呼ばれて採精という流れらしい。
頑張れ! 旦那!
10分ぐらいしてから、看護師さんが声をかけてきて、
「トイレでガーゼを抜いてきてください。2枚あることを必ず確認してください」と指示がありました。
トイレに入り、チョロリと出てたガーゼの先端を引っ張る。
引っ張る。 そして引っ張る。
めっちゃ長いやーん!
タンポンぐらいの長さかと思いきや、引っ張っても引っ張っても、奥からどんどん出てくる。。。
このまま、何かしらの臓器が出てきちゃうんじゃないかと、ちょっとした恐怖でした。
(そんなわけない)
培養士の説明、そして医師の診察、お会計という流れで採卵日は終了
無事に2枚のガーゼを取り出し、着替えてから、9階の待合室へ。
採精が完了した旦那と合流し、お互いの状況を報告し合いました。
しばらく待ってから、培養士さんとの面談がありました。
今日採れたタマゴの画像を見せてもらいながら、説明を受けました。
2個採れたタマゴのうち、1個は正常卵、もう1個は未成熟卵だったそうです。
正常卵は、精子をふりかけ式で受精させましょう。
未成熟卵は、今日の夜ぐらいまで成長するかを観察して、正常卵に成長したら顕微授精。
成長が止まってしまったら、残念ながら中止します、ということでした。
旦那のオタマさんは、量も動きも問題なしだけど、私のタマゴちゃんが弱いっぽいので、
初の顕微授精をすることになりました。
採卵で2個採れて嬉しかったけど、次の壁が立ちはだかってきました。
未成熟卵、頑張って成長してねー!
そのあとは、先生の診察がありました。
明日、受精確認の電話、数日後に凍結確認の電話。
そこで無事に凍結出来たら、翌周期のD11に来院して移植周期スタート。
残念ながら凍結出来なかったら、翌周期のD3に来院して再び採卵周期スタート。
今回の採卵周期ではクロミッドを服用して卵巣を刺激しているから、
ピルを飲んで子宮内環境をリセットする必要があるとのことで、
今日から12日分の「ソフィアA」をいただきました。
残すはお会計だったのですが、ここでもまた結構な時間を待たされました。
消耗品代として40,000円を現金で支払い、その他はクレジットカードで支払いが完了し、
何とか無事に採卵日を終えることができました。
さて、明日は未成熟卵の成長と併せて受精確認の電話です。
どうなる? どうなる?
本日のお会計
採卵費用
¥262,869-
加藤レディスクリニック 合計
¥280,737-
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