≪BT42≫8w5d-心拍復活の奇跡も起こらず、稽留流産手術を受けました
胎嚢も心拍も無事に確認ができ、順調に進んでいたのに、
BT37での診察で、赤ちゃんの心拍が止まっていることがわかり、何も考えられないまま過ごしていました。
今日は稽留流産手術の日です
昨晩は、旦那と二人で、お腹の中の赤ちゃんに
「また近いうちに会いに戻ってきてね」ってお別れを言いました。
心拍停止の診断から5日が過ぎ、ずいぶん心も落ち着いてきました。
手術までの猶予期間って、ほんとに大事です。
そして今日は、旦那も一緒にNAC日本橋に来てくれました。
手術前の処置もつらい。注射も点滴もつらい。すべてがつらい。
手術担当は、長田先生でした。
卵管クリッピング手術でもお世話になっていて、すべてをお任せ出来る先生です。
内診してもらいましたが、心拍復活の奇跡も起こらず、手術が決定しました。
数日前まではトクトクと心臓が動いていた赤ちゃんですが、今はもうピクリとも動いてくれませんでした。
手術前の処置として、子宮口を広げるラミセルを挿入。
痛いとは聞いていたけど、やっぱり痛い。
でも、今日は精神的な方が何十倍も辛かった。
心拍確認まで出来たのに。
たしかに赤ちゃんは生きていたのに。
妊娠出産は、どこまでも奇跡の連続だというけれど、高齢での妊娠出産は、さらに奇跡が起こらないと不可能らしい。
手術前の処置が終わり、待合室で待機。
若干、生理痛のような痛み。
つらい。
つらい。
しばらくしてナースセンターに呼び出しがあり、そこで筋肉注射をしたり、点滴をしたり。
今日は痛いことがてんこもり。
こんなにつらい思いをしても、赤ちゃんを授かれないのかと涙が出てきました。
手術室に入室しました
採卵や移植の時とは違い、照明がついて明るい室内でした。
消毒から始まり、局所麻酔。
看護師さんが添えてくれる手があたたかくて、とてもありがたかったです。
手術スタート。
もう痛い。でも、それ以上に精神的につらい。
お腹が圧迫される感覚が、何とも気持ち悪い。
そのうち、吸引処置が始まりました。
聞きたくない音が、手術室内に響く。
何度も。何度も。
涙がこみ上げてきたけれど、必死でこらえました。
手術時間は、10分ぐらいでしょうか。
手術台を降り、車椅子に乗った瞬間に涙が溢れて止まらなくなってしまいました。
おかしいな。
覚悟はできていたつもりだったのに。
もうお腹にいないんだ。お空に行っちゃったんだと思うと、やっぱり未練タラタラだったことに気付いた。
看護師さんが優しく声を掛けてくれました。
「よく頑張ったよね、エライエライ。
赤ちゃんがね、ママは妊娠できる身体なんだよって教えてくれたんだよ。
きっとまた戻ってきてくれるから!」って。
ベッドに戻っても、涙が止まらない。
長田先生がやってきて、
「流産はね、仕方ないことだから。妊娠は何回目?初めて?それはつらかったね」と声をかけてくれました。
1時間の安静時間。
看護師さんから、お水と飴をいただき、次第に痛みも和らいできました。
内診→診察→処置室→お会計 で終了。
今日は、美味しいものを食べてゆっくり休みたい。
これからのことは、またゆっくり考えよう。
本日のお会計
再診料・検査代・投薬・手術
¥9,930-
NAC日本橋 合計
¥714,634-
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