岡田病院にて卵管水腫のクリッピング手術「手術当日」

2019-03-30岡田病院

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岡田病院に入院して2日目。
今日はクリッピング手術当日です。

昨晩飲んだ下剤の効果で、朝イチにしっかりとお通じがありました。

そのあと、看護師さんによる浣腸タイム。
人生で初めての浣腸は、ものすごい腹痛で冷や汗ダラダラでした。
浣腸ってあんなにつらいものなのね。。。

術衣に着替え、血栓予防のため弾性ストッキングを着用。
そのあと、点滴がスタートしました。
移動するときには、常に点滴台をコロコロと押して歩きます。

昨夜の21:00から絶飲絶食ですが、点滴で栄養補給しているからなのか、空腹感はありませんでした。

手術は16:00からの予定。
私は3番目だそうです。

しばらくして、旦那が到着。
旦那も緊張しているのか、どこか落ち着きがない様子でした。

16:00、手術の順番がきました

16:00を過ぎてしばらくしてから、看護師さんが呼びに来たので、旦那と一緒に4階の手術室へ向かいました。

手術室の手前にある前室で、長田先生とご対面。
手術の説明など軽く話をしてから、旦那と別れ、私は手術台へ上がりました。

看護師さんに酸素マスクを付けられ、深呼吸を2回ほどしたら、みごとに記憶が無くなりました。

全身麻酔の威力、おそるべし

看護師さんに勢いよく起こされた時には、すでに手術は終了していました。
一瞬目が覚めたけれど、また深い眠りに。

再び起こされたときは、個室のベッドの上でした。

心配そうに顔を覗き込んでいる旦那の姿は見えたけど、声が出ません。
とにかく、口の中が水分ゼロで苦しい。

うがいをしたいと看護師に伝え、指示通り、コップに入った水をストローで口に含み、小さいバケツにペッと吐き出す行為を何度も何度もしました。
旦那もずいぶんとお世話をしてくれました。

気が付けば、すでに面会時間を過ぎてしまっていました。
麻酔は切れたのかどうなのかわからないけれど、全然目が開かず、喋ることも難しい状態のまま、旦那とバイバイしました。
こんな状態の妻を置いて帰る旦那は、とても気が気でなかったと思います。

癒着防止のため、術後からとにかく動くように言われていて、意識が遠い状態でもなんとか右に左に寝返りを頑張りました。

点滴、尿管、酸素マスクをつけた状態で、さらに腹部の手術部位が痛む中での寝返りは、本当に本当にストレスでした。
でも、それをしないと癒着してしまい、腸閉塞になってしまうと言われたら、もう必死でゴロゴロするしかありません。

夜中に何度か看護師さんが病室に来てくれたり、点滴を交換しに来たりしていたようですが、ほとんど記憶がありません。
それぐらい深い眠りについていたようです。

なんとか手術は無事に終わりました。

2019-03-30岡田病院