『隣の家族は青く見える』第6話

2018-02-26隣の家族は青く見える

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見事に涙腺が崩壊しました。

高畑淳子さんの迫真の演技にやられました。

深キョン演じる奈々ちゃんと、義母の高畑淳子さんとのシーン

『お義母さんとお義父さんが楽しみにしてくれているのに、なかなか授かれなくて』と
謝る深キョンに対して、
「いいのよ、私達のことなんか気にしなくて」と高畑さん。

「もう4回もダメだったんです、人工授精。私、もしかしたら一生子供は‥」
諦めモードの深キョンに対して、

「やめてよ、奈々ちゃん。
そりゃ、奈々ちゃんと大器の子供ができたら嬉しいと思ってた。
でも、私もお父さんも奈々ちゃんのこと大好きなのよ。
奈々ちゃんが大器のお嫁さんになってくれて、本当に良かったと思ってんの。
だから、子供ができようができまいが、そんなことどうだっていいの。
あんたたちが幸せに暮らしてんなら、それでいいのよ」

「知らなかったとはいえ、プレッシャーになるようなこと言ったりして、本当にごめんね。
もう、私達のために頑張って作ろうだなって考えないでね」

そして、ミスチルの歌

「破り捨てようかな~♬」

文字で表すと本当に伝わりにくいんだけど、めちゃくちゃ良かった

涙が止まりませんでした。

なんて言うか、高畑さんの演技力、すごいって思った。
リアルすぎて、ブワーっと鳥肌が立ちました。

あの役は、高畑さんしかできないよ。
ひとつひとつの言葉が、グッと心に響いて、今でも忘れられません。

ここで、わたしのはなし

不妊治療のことは、実母には話しているけれど、義母には伝えていません。
旦那には姉が一人いますが、姉夫婦にも子供はおらず、
結果、義父母には『孫』という存在がいません。

旦那は長男です。
私達の結婚が決まった時、言葉にこそしなかったものの、
義父母は「跡継ぎが出来る!」とたいそう期待したんだと思う。

でも、結婚3年目になり、未だに懐妊の知らせも届いてこないことで、
私を気遣ってくれているのだろうか、義父母からは一切「孫」の話はしてこない。

でも、おそらく孫が欲しくて仕方がないんだろうと思う。

だからこそ、余計に高畑さんのセリフが心に突き刺さりました。
つらかった。涙がボロボロとこぼれ落ちました。

その後のシーンで、深キョンがサンドバッグにパンチしながら、
「(4回目の人工授精も)ダメだったー!」って叫んでた。
ツラいし、泣きたい気持ちをグッと抑えて明るく振る舞う深キョンを見て、またさらに号泣する私。

「いつか必ず授かれるなら、いくらでも努力するし、いくらでも頑張れるんだけどなぁ。
まるで、終わりの見えない迷路だよね」

そのとおりです!
いい結果が迎えられるとわかっているなら、どれだけでも頑張れます!
でも、不妊治療はいい結果が出るという保証はどこにもありません。
これは、不妊治療をしている人の共通の思いです。

不妊治療をしているすべての人に、一日でも早く赤ちゃんが誕生したらいいのに。
もちろん、私たちも授かりたいです!

このドラマ、目が離せません。

2018-02-26隣の家族は青く見える