『隣の家族は青く見える』第9話
昨日も号泣しました。
今までこのドラマを見ていなかった旦那も、先週の体外受精の内容あたりから興味を持ち始めたらしく、
自己注射やら採卵やら、自分の知っている内容が出てくると、身を乗り出して見ていました。
ドラマの世界と現実の世界は、やっぱり違う
深キョン演じる奈々ちゃんが初めて体外受精に挑むシーンがありました。
私は、ドラマを見ながら、
「そんなに気軽に自己注射はできないよ!手、震えるよ!恐怖だよ!」とか、
「採卵ってもっと重苦しい雰囲気が漂ってるし、採卵室はあんなに明るくない!」とか、
もういろいろ突っ込んでいましたが、
これも、「不妊治療」のイメージを暗くしないための描写なのかな、と。
そして奈々ちゃん、めでたく着床!おめでとう!
そこで旦那が一言。
「ドラマだからね。そりゃうまくいくよ」と。
そうだね。
採卵にしても移植にしても、何回も同じことをやって何回もダメだという内容のドラマだったら、
何の展開もないもんね。
奈々ちゃん、まさかの流産
心拍が確認できて、親族にも報告して、みんなが喜んでくれている中で、まさかの流産。
私は今まで着床すらしていないので、心拍確認まで進んだことがないのですが、
心拍まで確認出来て、たしかにおなかの中に命が宿ったことが確認できてからのサヨナラは、
ものすごく辛いんだと思います。
『破り捨てようかな。いや、はじめから無かったものって思おうかな?
拾い集めた淡い希望も、一度ゴミ箱に捨て』
ミスチルが歌うこのドラマの主題歌、どんだけ切ないねん!
これが流れてくると、私、自然と涙が流れます。
もう「パブロフの犬」状態。
そんな妻の泣き顔を見て、なぜかはしゃぐ旦那。
今後立ちはだかる、越えなければいけない数々の高いハードル
この先、私も不妊治療を続けていく中で、無事に着床まで出来たとしても、
今度は胎嚢が確認できるのか、心拍が確認できるのか、初期流産はしないだろうか、
安定期まで無事に育つのか、早産にならないだろうか、臨月までお腹の中にいてくれるだろうか、
無事に出産できるだろうか、元気な赤ちゃんが生まれてきてくれるだろうか。
まだまだ越えなければいけない壁がたくさんあります。
私が悩み苦しんでいる「着床」は、超初期段階での壁なわけで。
これらを難なくクリアして、二人三人と子宝に恵まれている夫婦は、世の中にたくさんいます。
また、多額のお金を使って不妊治療をして、何度も何度もチャレンジしてもうまくいかず、
諦めざるを得ない人がいるのも事実です。
妊娠・出産は、本当に奇跡なんだと改めて思います。
私も、旦那を「パパ」にしてあげたい。
きっといいパパになるもん!
私も、大好きな旦那との子供を育てたい!
この思いは、結婚してからずっと変わらないです。
近い将来、私たちにも、奇跡が来てくれますように。
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