うまくいかないことへのストレス、そして負のスパイラルにより、やる気が出ません

2018-03-08不妊治療で思うこと

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まだ1年しかやっていないのに、何を言ってるんだ!と怒られそうですが。

「不妊治療」に疲れました

この1年。

不妊検査から始まり、卵管閉塞により自然妊娠の可能性は極めて低いと診断され、
すぐに体外受精に進みました。

痛い思いもしているし、大金を払っているんだから、
すぐにでも妊娠しないと割に合わないでしょ、とけっこう本気で思っていました。

なのに、毎月、予定通り生理が来てしまいます。

生活習慣を見直し、妊娠しやすい体づくりを意識しました

1ヶ月で5万円弱ほどする漢方を調合してもらって、毎日30分煎じて頑張って飲みました。
カフェインも意識して摂取しないようにしているし、
チョコレートやお菓子、ジャンクフードと呼ばれるものも極力食べないようにしていました。

苦手な料理も頑張って、栄養バランスを考えた食生活を過ごしました。
今までシャワー浴ばかりだったけれど、ゆっくりと入浴して温まるようにもしました。
真夏の暑い時期でも毛糸のパンツと腹巻をして、お腹周りを冷やさないようにもしました。
アーモンドがいいと聞くと、急いでスーパーへ買いに行って、ポリポリと食べるようにしたし、
骨盤矯正が効果的だと聞くと、整骨院にも通いました。

それなのに、妊娠しません。

妊娠する人は、何をどうやっていても妊娠する。
妊娠しない人は、何をどうやっていても妊娠しない、、、のでしょうか。

うまくいかないことへのストレス、そして負のスパイラル

お金ばかりが出ていくことへのストレス。
周りからの妊娠報告に対するストレス。
好きなものを、好きな時間に、好きなだけ食べられないストレス。

乳児虐待やら、幼児虐待、産んだまま赤ちゃんを放置するといったニュースを見るたびに、
「どうしてこんなことができるんだろう。
なぜこんな人たちのところには赤ちゃんが出来るのに、
私たちのところには来てくれないんだろう」と、くやしくて涙が止まらなくなります。

不妊治療を始めた当初は、赤ちゃんを授かるまで頑張ろうと思っていたけど、
さすがにここまで出来ないなんて想像もしていませんでした。

5回の採卵、そして4回の移植。

助成金で一部は助かっているものの、それでも200万円近くの出費。
頑張って貯金していたものが、何のカタチにもならず、どんどんと無くなっていきます。

何やってんだ、わたし。

「不妊治療をやめた途端に妊娠したー」
「治療を意識しなくなったら、気持ちもラクになって妊娠しやすくなるー」
みたいなことをよく聞くけれど、私にはそれが不可能です。

だって、卵管が詰まってるんだもん。
タマゴさんとオタマさんが出会えないんだもん。

それじゃ妊娠できるわけがない。

『不妊治療をやめる=妊娠はあきらめて、夫婦二人の人生を歩む』

そんな決断をする日が来るのは、もしかしたら近いのかもしれない。

2018-03-08不妊治療で思うこと