加藤レディスクリニックの初診で、腺筋症やTSHの指摘を受けました。

2017-10-08加藤レディスクリニック

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意を決して、杉山産婦人科から転院しました。
転院先は、西新宿にある「加藤レディスクリニック(KLC)」です。

今日は初診予約日のため、旦那と一緒に西新宿まで自転車に乗って向かいました。

西新宿にドーンと建つビルの中にあるKLC

初診の受付は10階にありました。

私は9:00に受付予約をしたのですが、気合を入れすぎて8:30に到着してしまいました。
そのため、「9:00の受付の方は、9:00になってからお呼びします」と受付の方に言われ、あらら。

時間がくるのを旦那と一緒に待ちながら、あたりをキョロキョロ。
隣のスペースでは、大勢の患者さんがいました。
ここにもこんなにたくさん不妊症で悩んでる人がいるのね。

初診で受ける検査内容

ようやく9:00になり、受付が開始しました。

事前にHPから出力し記入した問診票や、杉山産婦人科での検査結果などを提出して、
今日の診察の流れの説明を受けました。

今日はこのフロアだけで終わるようですが、次回からは各フロアに移動が必要のようで、
迷子になったりしないか心配。。。

今日受ける検査は、尿検査採血、そして内診です。

杉山産婦人科とは違い、内診台が若干古め(←失礼しました)で、戸惑いました。

杉山産婦人科の内診台は電動式だったため、台に座ると自動で傾いたり、足を広げたりして、
自動でいい感じの体勢にしてくれたのですが、
KLCの内診台は、自分でよっこらしょと座り、そこから「もうちょっと前に来れますかー?」と
看護師さんに言われながら、モソモソと自分で動かなければいけません。

ちょっと面倒だな。

検査で判明した、初めて聞く「腺筋症」とは?

内診の後は、院長先生による診察です。
そこで「腺筋症が見られますね」と言われました。

子宮腺筋症は、本来は子宮の内側に位置する子宮内膜組織が、子宮筋の中にできてしまう病気です。
よく似た症状である子宮内膜症は、子宮内膜組織が子宮以外の場所にできてしまうのもですが、子宮腺筋症は子宮内膜組織が子宮筋の中に発生します。
また、子宮筋腫はこぶ(腫瘍)を作るために子宮筋との境界がわかりにくい、という特徴があります。

引用元:子宮腺筋症| 主な婦人科疾患 | 医療法人社団實理会 東京国際大堀病院

なんですか?それ。
初めて聞く単語にドキッとする私。

「軽い内膜症だと言われたことはありますが」と答えると、
「これは、内膜症というよりは腺筋症ですね」ともう一度言われました。

「それは、妊娠や出産に影響するものでしょうか?」と聞いたら、
「あまり気にしなくていいレベルです」と言われました。

ただ内膜症と同じで、生理の回数を重ねていくたびに少しずつ症状が悪化していくので、
できるだけ早く妊娠出産して、子宮内の環境をリセットする必要があるとのことでした。

今までの治療歴、そしてこれからのこと

杉山産婦人科での治療歴を聞かれました。

採卵を3回、移植を4回やったけど、一度も陽性反応が出なかったこと。
自己注射をして、低刺激での採卵をしてきたこと。
先月の移植周期でHCG注射を打って、治療を進めてきたことなどを話しました。

すると先生に、「HCG注射をすると、どうしてもその成分が体に残ってしまい、正常な数値がわからなくなります。
今周期は見送って、来周期から治療を始めていきましょう」と言われました。

今日はタイミング良く、生理3日目だったので、
すぐにでも採卵周期に入れると思っていたのに、来周期からとのことで、かなり残念でした。

ここは、KLCの方針に従うしかありません。

「ストークラウンジ」で不妊治療の基礎知識やKLCの理念・治療の流れなどを確認

採血の結果が出るまでの待機時間は、11階の「ストークラウンジ」で過ごしました。
ここでは、一般的な不妊治療の基礎知識や、KLCの治療紹介などを、わかりやすい映像で確認することができます。

クリニック内は、どんよりとした雰囲気(←失礼しました)でしたが、
このラウンジスペースは、とても落ち着く印象を受けました。

旦那と一緒に、そこで不妊治療に関する映像を見て、改めて勉強しました。

甲状腺刺激ホルモンの数値が高いんですってよ

しばらくして、採血の検査結果が出たようなので、さきほどの診察室へ向かいました。

TSHと呼ばれる「甲状腺刺激ホルモン」の数値が「3.5」ということで、
日常生活においては基準値内なので問題ないのですが、
この数値が高いと早産の危険性が高まるので、
妊娠出産を希望するなら、「2.5以下」が望ましいようです。

「3.5」という数値のままでは不妊治療を進めていくことはできないらしく、
表参道にある「伊藤病院」という、甲状腺疾患専門の病院を紹介してもらいました。

その他、鉄分の数値が低いということで、「フェロミア」という薬を処方されました。

診察も終わり、看護師からの説明

別室で、看護師から諸々の説明を受けました。

サプリメントを飲んでいますか?と聞かれたので、葉酸サプリを飲んでいる旨を伝えたら、
それは今日から中止してください、と言われました。

ついこの前、高いサプリメントを購入したばかりなんですけど。。。

でも仕方ないです、治療のため!

漢方も飲まないでください、とも言われました。
注文したばかりなのに。。。

これも仕方ないです、KLCの方針に従うしかありません。

サプリメントや漢方は、採血時のホルモン値に影響が出てしまうことがあるので、
正確な数値が測れなくなってしまうらしいです。

今日、結果が出ていない検査項目に関しては、後日お伝えしますと言われて、診察は終了しました。

会計窓口は、4階にありました。
そこにも人がズラリと待っていました。

KLCでの初診は、旦那とともにぐったりでした。

まずは、伊藤病院で治療してもらわないと!

本日のお会計

初診料・検査代・紹介状作成料
¥15,328-

加藤レディスクリニック 合計
¥15,328-

2017-10-08加藤レディスクリニック