唯一採れた未熟卵は、成熟して受精してくれたの?緊張の受精確認の電話

2018-04-26加藤レディスクリニック

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昨日の採卵で、未熟卵が1個採れました。

今日は、そのタマゴちゃんの受精確認の電話をかける日です。
無事に成長して成熟卵になってくれていること前提の受精確認です。

電話指定時間が14:00だったのですが、その時間まで仕事でバタバタとしていたので、
いつものように「落ち着かない」とか、心のザワつきとかも感じることなく過ごせました。

14:30ごろにようやく仕事も落ち着いたため、電話をかけて確認。

電話に出た培養士さんは、
どうした?絶対に何かあったよね?と思わせるぐらい暗くて低いテンション。

絶対にこれから嫌なことが起こる前兆じゃないですか!
せめて、この確認の電話応対をする人は、無理をしてでも明るい対応をしてほしいものです。

残念ながら、その嫌な予感は的中してしまいました。

「採卵で採れた1個の未熟卵は、いちおう成熟卵まで成長したのですが、
タマゴの状態が良くなかったため、顕微授精せずに培養を中止しました」

そうでしたか。
成熟卵までは頑張って成長してくれたのね。
でも、受精の段階に進めるほどの状態までいかずに成長が止まってしまったのね。

久々に泣きました。
ボロボロと泣きました。

悲しいとか、悔しいとか、そういう感情を通り越して、自分自身が情けなくなりました。
お金ばっかり使って、何の結果も出せない無力さ。

今は「杉山産婦人科に1個の胚盤胞」「KLCに1個の胚盤胞」が凍結されているにもかかわらず、
さらに追加の凍結胚盤胞を欲しがる傲慢さ。

凍結されている胚盤胞を移植して、もし結果が出なかったら。
胚盤胞がゼロになったら、私はそれでもまだ不妊治療を続けていくのでしょうか。
それとも、子供をあきらめる人生を選択するのでしょうか。

今の私には、まだその答えが出せずにいるから、胚盤胞を移植することが怖い。

「保険」ではないけれど、胚盤胞の数を少しでも増やしたくて、
今周期は移植せずに採卵周期を選んだわけですが、結局、結果はゼロ。

もう、いやだ。

2018-04-26加藤レディスクリニック