卵管水腫の術後診察で、数年前の謎の腹痛の原因が明らかに!
卵管水腫のクリッピング手術をしてから、10日が経ちました。
今日は術後診察の日です。
術後の経過観察
術後の経過としては、とにかく傷口がかゆくてかゆくて仕方がない。
でも、まだ医療ボンドで傷口は塞がれているし、そこをボリボリと掻くわけにもいかず。
ひたすらかゆみに耐えてガマンガマン。
痛みは、日に日に気にならなくなっていますが、
無意識に腹部を守ろうとして、ヨタヨタ歩きは継続しています。
クリッピング手術の内容と結果報告
今日の診察は、血液検査による数値に確認と、長田先生のお話なので、早めに終われるかなと思っていました。
でも、やっぱりなかなか呼ばれません。
ようやく長田先生とご対面。
手術内容の結果報告を聞きました。
卵管開口術を試みたけれど、癒着の症状がひどかったため、これは使い物にならないと判断し、
両側の卵管をクリッピングして閉じたようです。
そこまで癒着がひどかったのなら、そりゃ自然妊娠もしないわけだわ。
CD138(慢性子宮内膜炎)の検査は、排卵日前後が適しているとのことなので、
1週間後に再検査をすることになりました。
クリッピング手術をして、9割の人はすぐに治るらしいのですが、あまり期待をせずに進みます。
数年前の原因不明の腹痛の謎が明らかに!
先生に、「ここ数年の間で、お腹が痛くて入院したことはありませんか?」と言われました。
あります!!
1年半ほど前に、急に腹痛が襲ってきて、救急車で運ばれました!
結局、その腹痛の原因が何なのか不明のまま10日間入院し、痛みが治まったので退院しました。
その原因も、今回の手術で判明しました。
「フィッツ・ヒュー・カーティス症候群」と呼ばれるもので、
骨盤内に広がったクラミジアによって骨盤腹膜炎になり、
それがさらにひどくなると、急性肝臓周囲炎(フィッツ・ヒュー・カーティス症候群)と言って
肝臓表面で激しい炎症を起こし、かなり激しい上腹部痛を引き起こすとのことです。
当時は、痛みが治まったのでそのまま退院したけれど、
先生は「これ、全然治ってないよ。このままだとまた同じ症状が出るところでしたよ」と。
いやーー、たまげた。危ないところでした。
卵管だけでなく、そんなところまでも治療していただけて、
今回の腹腔鏡手術は、とても意味のあるものになりました!
それに、びっくりするぐらいオリモノが出ません!
今まで、尿漏れか?と思うぐらいの水オリモノがジャージャーと出ていたので、常時ナプキン必須でしたが、
今では何もつけずに過ごすことができています。
今後の移植について、結果がどうなるかわかりませんが、
もし手術を受けていなかったら、またいつか原因不明の激しい腹痛に襲われ救急で運ばれていたかもしれないし、
卵管水腫の症状が悪化して、腹膜炎を起こしていたかもしれない。
大量のオリモノにも一生付き合っていかなければいけない。
そう考えると、とてもとてもいい治療を受けられたなと満足しています。
本日のお会計
再診料・検査代
¥1,260-
NAC日本橋 合計
¥486,296-
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