≪BT37≫8w0d-心拍確認の奇跡を願うも叶わず。3度目の稽留流産手術を受けました。
NAC日本橋での4回目の胚盤胞移植で、無事に着床して胎嚢まで確認できたものの、
心拍の確認が出来ず、恐れていた結果を迎えることになってしまいました。
NAC日本橋で3回目の流産手術。
まさか、3回も流産手術を受ける人生とは思いもしませんでした。
7:50までに受付をするように言われていたのですが、家を出た時点でどうやら遅刻する流れ。
もう、急いでいかなきゃという気力さえもありませんでした。
受付を済ませ、処置室窓口で手術の同意書を提出し、内診室へ。
手術の担当は、前回同様、長田先生でした。
最終の心拍確認をするものの、奇跡が起きることもなく、手術が決定。
手術前の処置として、子宮口を広げるラミセルが挿入され、
長田先生は「これが一番つらい痛みだからね、頑張って」と言ってくれましたが、
過去2回の手術経験者としては、こんな痛みよりも、手術中の痛みや辛さや虚しさなんかの方が何十倍も何百倍も辛い。
前回、もうこんな手術は二度と受けたくないと思っていたのに、また同じ状況を迎えることになってしまうなんて。
30分ほど経って、ナースセンターに呼び出しがあり、リカバリーベッドで横になって手術の順番を待ちました。
今日は扉付きの個室ベッドでした。
カーテンで仕切られたベッドでは、さすがに術後のメンタルが持ちそうになかったので助かりました。
昨夜から飲食禁止だったため、ノドも乾いたし、お腹も空きました。
そんなことを考えられるほど、わたしは現実逃避をしていたのかもしれません。
手術前の点滴がスタート。
いつもなら手首に針を刺してもらえるので、点滴をしていても腕を曲げられる状態なのですが、
今日はなぜか肘裏に針を刺されたため、腕を曲げることができず、とても不便でした。
手術の順番がまわってきました。
点滴台をカラカラと押しながら手術室に向かい、手術台に横になり、消毒も済ませ、手術がスタートしました。
痛いです。
つらいです。
いろんなことを考えました。
でも、考えないようにもしていました。
この時の精神状態は、とても言葉では説明できそうにありません。
無事に手術が終わり、長田先生は前回と同じく、「妊娠は何回目?」と聞いてきました。
もう、そういうのカルテに全部書いといてくれない? と思います。
「妊娠は3回目で、3回とも長田先生に手術してもらいました」
これをどんな気持ちで話すのか、病院側は理解してほしいです。
術後、体調が悪化
起き上がり、手術台から降りようとしたところ、少し眩暈がしましたが、
リカバリーベッドまでは看護師さんが車椅子を押してくれるので、大丈夫かなーと思っていました。
しかし、全然大丈夫ではなく、吐き気と眩暈と寒気が襲ってきました。
ベッドにたどり着くまでに「吐きそうです」と看護師さんに告げましたが、とりあえず事無きを得たままベッドまで戻りました。
横になっても、全然症状は治まらず、とにかく吐き気が止まらない。
でも、昨夜から何も食べていないので、吐くものもない。
血圧を測ってもらって、数値に異常がないことを確認し、しばらく安静にしていました。
看護師さんから、お水と飴とハイチュウをもらいました。
そのうち、少しずつ楽になってきて、改めて手術のことを思い返しました。
私のお腹の中には、もういない。
またバイバイしちゃったんだ。
何度移植しても、何度着床しても、流産手術となってしまいます。
私はもう、愛する我が子を出産することは出来そうにありません。
安静時間の1時間が過ぎ、体調もずいぶんと良くなってきました。
点滴が外れ、着替えてから待合室に戻りました。
1時間待って、長田先生のお話。
「残念だったけど仕方ないねー。1週間後にまた来て」だけで終了。
これ、いりますか?
LINEでメッセージ送ってくれてもいいレベル。
何なら、スタンプでいいレベル。
処置室で看護師さんから抗生物質の薬を受け取り、その後お会計をして終了しました。
今後のことは、これからまたゆっくりと考えます。
本日のお会計
再診料・検査代・投薬・手術
¥9,910-
NAC日本橋 合計
¥3,494,817-
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