着床障害の検査結果。低用量アスピリン療法は不妊症に効果あり?
先月受診した着床障害の検査結果を聞くため、
新横浜にある「杉ウィメンズクリニック」に行ってきました。
今まで、胚移植を4回しましたが、かすりもせずに陰性結果となり、
このまま採卵と移植をただ繰り返していくのも納得がいかないので、着床障害の検査を受けたのです。
この検査で何かしらの症状が見つかった場合、
ちゃんと治療をしてから、凍結済みの胚盤胞をお迎えに行こうと思っています。
着床障害の検査結果。
杉ウィメンズクリニックに到着し、受付を済ませたら、
まもなく、診察室に呼ばれ、杉先生から結果の説明が始まりました。
開口一番、「着床でひっかかるところは、特に無いね」と。
あれ、そうなのですか。
何か見つかるのかと思っていたので、ちょっと拍子抜けでした。
ただ、微妙にチェックが付いた項目がひとつあるから、
安心材料として薬を飲んでいきましょう、とのことでした。
「抗プロテインS抗体-IgM」の項目が、
基準値『(-)マイナス』のところ、『(±)プラスマイナス』でした。
「低用量アスピリン療法」をして、血液をサラサラにしましょう。ということで、
アスピリンとユベラを服用することを指示されました。
アスピリンは本来解熱鎮痛剤ですが、
低用量で服用すると、血液を固まりにくくする作用があるため、血栓予防に効果があるらしいです。
ユベラはビタミンEを主成分としている医薬品で、
血流を促進し、子宮内膜の増殖を促す効果があるそうです。
ビタミンEの補給ってこは、サプリメント?と思いましたが、
サプリメントの成分量と違って、がっつり「治療としての成分量」が含まれているそうなので、
これは期待できそう。
移植周期のD5から飲み始めて、血液をサラサラにし、
内膜を十分な厚さにしてから受精卵を戻すと、着床しやすいらしい。
今まで何度も移植したのに妊娠しなかった人が、
この治療を始めて一回目の移植でだいたい成功しているとか。
ほんまかいな、と半信半疑にもなるけど、来月の移植周期で始めてみることにします。
アスピリンは1日1錠。保険適用なし。
ユベラは、朝昼夜の食後2錠。これは保険が適用されます。
アスピリンは、クリニック内で処方していただけました。
最大で100日分が出せますと言われたけど、さすがにそれはちょっと多いかなと思って、
60日分いただくことにしました。
アスピリンは60日分で60錠。
ユベラは1日合計6錠を服用するので、360錠にもなります。
ものすごい量の錠剤を抱えて、帰路に着きました。
着床障害の検査結果を踏まえて上で、移植周期に挑みます
杉ウィメンズクリニックは、杉先生はもちろんのこと、看護師さんもとても雰囲気のいい方ばかりで、
ちょっとしたくだらない質問でも、丁寧にそして親身になって答えてくれました。
あまり優しくされると、泣いてしまいそうです。
当面の目標は、胚盤胞移植に向けて、体調を整えておくこと!
生理が来たら、D5からアスピリンとユベラの服用を開始。
そしてD11から、いよいよ移植周期の始まりです!
ちなみに、これらの薬を服用しながら採卵をしてしまうと、
血が止まらなくなって危険なので、採卵はNGですと言われました。
「飲んだら採るな。採るなら飲むな」ですね。
何かのスローガンみたいです。
D11のホルモン値が、正常だといいんだけどなぁ。。。
本日のお会計
再診料・投薬代
¥4,710-
杉ウィメンズクリニック 合計
¥102,780-
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