三回目の採卵当日。旦那は採精、妻は採卵。夫婦の共同作業です。
前回の診察で採卵日が決定し、
採卵日前日の指定された時間にオビドレル皮下注射をしっかりと打ち、
準備は完了!
いざ採卵へ!
今日も旦那と同伴で杉山産婦人科に向かいました。
自宅採精のときも、院内採精のときも、オタマさんは優秀だったので、
おそらくどちらでも差はないのだろうけど、
旦那本人いわく、「採精室で全力を尽くす!」と気合十分だったので、同伴でお願いしました。
杉山産婦人科に到着し、受付完了するとすぐに、私は2階へ、旦那は採精室へ案内されました。
「じゃあね、頑張って」とお互いに言い合い、お別れ。
2階で採卵の支度を終え、順番を待ちます。
緊張でドキドキするけど、さすがに3回目ともなると、慣れたところもあります。
しばらくして、看護師さんに呼ばれたので、手術室へ移動しました。
3回目の採卵がスタートしました。
名前と生年月日を確認し、そして内診台へ上がります。
いつもどおり、看護師さんはためらいもなく痛み止めの座薬をブスリと注入。
先生が入室し、採卵がスタートしました。
痛い。
やっぱり痛い。
けれど、まだガマンできる痛み。
これでガマンできなかったら、陣痛も出産も乗り越えられない!と自分自身に言い聞かせながら、
先生にすべてを委ねて、できるだけひとつでも多くのタマゴが採れるように祈りました。
時間にして5分ぐらいかな、無事に終わりました。
この時点では、いくつのタマゴが採れたのかはわかりません。
正常卵かな、未熟卵かな。
空胞じゃなかったかな。
ヨタヨタと歩いて手術室を出て、リカバリースペースに戻って、旦那にLINEで報告。
30分ほどの安静時間を過ごし、着替えてから1階に降りました。
そこには、採精ミッションを終えた旦那がいました。
旦那が1階にいてくれるって思うだけで、ずいぶんと心強いです。ありがとう。
三回目の採卵結果は?タマゴはいくつ採れた?
しばらくして、診察室で採卵の結果を聞きました。
結果、3個の正常卵!すばらしい!
明日電話で、受精したかどうかの確認をして、今回は胚盤胞まで培養する予定となりました。
無事に胚盤胞まで育ったら、移植です。
着床率が高いと言われている胚盤胞移植に挑戦します
採卵後5日後から着床前の胚を胚盤胞と言います。
胚盤胞移植の利点としては、
1.確実に胚盤胞まで成長した胚を胚移植できる
2.胚盤胞は生理的にも子宮腔内にある
3.採卵後5日目になると子宮の収縮が少なくなる(子宮の収縮が多いと着床率が低下する)
4.頸管粘液が少なくなる(頸管粘液を上手に除去して胚移植をすると妊娠率が上昇する)
があります。採卵後3日目に良好な分割期胚が3個以上あるときは、胚盤胞まで長期培養すると、妊娠率が高くなります。
今回、初めて胚盤胞移植に挑みます。
初期胚よりも、着床率が高いと言われている胚盤胞移植。
ただ、胚盤胞まで育たないために移植がキャンセルになる可能性も出てきてしまいます。
でも、今まで初期胚の移植をして結果が出なかったので、
同じことを繰り返すよりも、新しいことをどんどんやっていかないと先へは進めません。
途中で成長が止まってしまうということは、たとえ初期胚の状態で移植してもうまくいきません。
胚盤胞までしっかりと成長する、質のいい受精卵をお迎えしたいです。
とはいえまずは、受精することが、今越えるべきハードルです。
明日の電話確認は、いつものことながら心臓がバクバクなんだろうな。
本日のお会計
採卵費用
¥216,000-
杉山産婦人科 合計
¥1,338,090-
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