≪BT38≫8w1d-胎嚢は空っぽで心拍も確認できず、2度目の稽留流産手術を受けました。
頭の中が空っぽのまま、この日を迎えました。
今日、もしかしたら胎芽が見えるかもしれないし、心拍が確認できるかもしれない。
そんな一縷の望みをかけて、内診台にあがり超音波モニターを見ましたが、胎嚢の中は空っぽ、もちろん心拍も確認できず、手術が確定しました。
手術前の処置として、子宮口を広げるラミセルが挿入され、痛みはあるものの何とか我慢できるレベルでした。
いったん待合に戻り、そのまま1時間ほど待機。
お腹が痛い。
でもそれよりも、再び着床してくれたのにまたサヨナラをしないといけないことのショックで、どうしようもなかったです。
ナースセンターに呼び出しがありました。
今日は扉付きの個室ベッドに案内されました。
しばらくして手術室に通され、処置が始まりました。
2回目の流産手術。
何か考えたら涙が溢れ出してきそうだったので、処置の間、何も考えることなく「無」の状態で過ごしました。
お腹が圧迫され、吸引され、10分ほどで終了。
長田先生に、「妊娠は初めて?」と聞かれたので、「2度目です。前回もここで同じように処置してもらいました」と答えると同時に、涙がボロボロとこぼれてきてしまいました。
するとそばにいた看護師さんに「はーい、泣かなくてもいいよー」って冷たくあしらわれ、正直に言って、患者の気持ちに全く寄り添ってくれない人だと思いました。
手術台から降り、車椅子でリカバリールームへ戻りました
全然涙が止まりません。
長田先生がベッドまで来てくれて、「大丈夫?」って声をかけてくれました。
「取り出した胎嚢の形が予想よりも崩れてしまっていて、いちおう染色体検査には提出するけど、もしかしたら検査ができないかもしれない」
「今日、きちんと処置をしたので、また次頑張りましょう」といったことを言ってくれました。
ボロボロなわたし
この先、わたしはどうすればいいのでしょうか。
着床してくれるのに、そこから成長が止まってしまいます。
あとひとつ、凍結胚盤胞があるけれど、移植してもまた同じ結果になったらどうしよう。
家に帰って、旦那の前で思いっきり泣きました。
なんでうまくいかないんだろう。
なんでわたしだけ、みんなは普通に妊娠して出産しているのに、なんでわたしだけ。
もう嫌だ。こんな思いをするのはもう嫌だ。
つらすぎる。もうやめる。なんでわたしばっかり。
たしかそんなようなことを言いながら、泣き叫んだ気がします。
「もう治療は終わりにしよう。今までよく頑張ってくれたね、ありがとう。
これからは二人で仲良く暮らしていこうね」
と、旦那は言ってくれました。
どうしていいか、わかりません。
本日のお会計
再診料・検査代・投薬・手術
¥9,910-
NAC日本橋 合計
¥1,908,541-
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