[京野アートクリニック高輪1回目の採卵]着床前診断(PGT-A)の検査結果。そして着床不全の検査を受けることに。

2日前に、京野アートクリニック高輪から電話があり、
「PGT-Aの検査結果が返ってきたので、都合のいいときに受診してください」と言われたので、高輪へ行ってきました。
今日は内診も採血もなく、先生から検査結果を聞くのみです。
今日の診察担当は、初めて京野理事長先生でした。
怖そうな雰囲気があるものの、きちんと丁寧に対応してくれました。
「結論から言いますと、染色体異常がありまして、
4番の染色体がモノソミーと言って足りない状態だったようです。
これは、日産婦(公益社団法人日本産科婦人科学会)からも移植は出来ませんという回答でした。」
たった1個の胚盤胞、やはり染色体異常でした。
夫婦がお互いに染色体検査を受けて、正常な結果が出たにもかかわらず、
ここまで染色体異常の胚盤胞が続くと、やはり年齢がとても大きく関係しているんだと思います。
妊娠出産は、本当に奇跡なのだと実感しました。
採卵は、これでもう終わりにします。
もう疲れました。
理事長先生に、
「これから、どうしていくのか、ご夫婦で考えはありますか?
年齢的なこともあるでしょうし。」
と言われ、そこで決心がつきました。
私の中で、不妊治療専門のクリニックは「採卵と移植をただ繰り返すだけ」みたいなイメージがあるので、
今回もきっと「じゃあ、次は生理が始まったらまた診察予約を取ってください。次もアンタゴニスト法で刺激していきましょう」
みたいなことを言われるんだろうなと思っていました。
しかし、京野理事長は
「年齢も年齢だし、いい結果がでる可能性は低いでしょうけど、次どうする?
そろそろ終わりにするのも視野に入れたほうがいいかもね」
みたいな雰囲気のことを言っていたので、
客観的に見ても、やっぱりもう難しい局面を迎えてるのねーって、自分の中で区切りをつけることができました。
京野理事長の言葉のおかげで、肩の荷が下りた感じがして、心が楽になりました。
着床不全の検査を希望している旨を伝えました。
あとは、杉山産婦人科で待っている胚盤胞のお迎えをするのみとなりました。
本当に最後の1個なので、子宮内環境を万全の態勢にしておくべく、着床不全の検査を受けたいと思っていたので、
翌周期は検査周期となります。
「杉山産婦人科にある胚盤胞は、PGT-Aをクリアしたものですか?」と聞かれたので、
「そんな検査があることさえも知らない時期に凍結したものなので、もしかしたらまた残念な結果になるかもしれないですけど、もうしょうがないです」と答えました。
看護師さんから、検査のスケジュールと検査費用の説明を受け、今日の診察は終了しました。
PGT-Aの検査結果はとても残念なものでしたが、検査をせずに移植していたら、さらに辛い結果となっていたことでしょう。
この検査は、受けて良かったと思いました。
杉山産婦人科でお留守番をしている胚盤胞をお迎えするために、やれることは全てやって後悔のないようにしたいと思います。
本日のお会計
再診料
¥880-
京野アートクリニック高輪 合計
¥782,180-
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