着床不全の検査結果。ラクトバチルス菌?私の身体はまだ着床できるの?
先月受けた着床不全の検査結果を聞くため、京野アートクリニック高輪へ行ってきました。
10:30の予約枠で、10分ほど前に到着し受付。
まもなく、診察室前で待つように指示がありました。
今日の診察担当は、橋本副院長先生でした。
診察室に入室すると、デスクには5~6枚の検査結果の用紙が並べられていました。
「結論から言うと、フローラでひっかかってますね」
『子宮内フローラ』とは。
従来無菌と考えられてきた子宮内にも実は様々な細菌が一定のバランスを保ちながら存在していることが分かってきています。
この子宮内細菌叢(フローラ)環境の乱れ、簡単に表現すると子宮内の善玉菌(ラクトバチルス)が減少している方は、着床からその後の生児獲得に至るまで影響を与えているという報告が複数なされています。
こうした子宮内最近環境を検査し、結果に応じて抗生剤やサプリメント等を使用して子宮内フローラを健全な状態にしていくのが、子宮内フローラ検査の目的です。
検査の結果、悪玉菌の割合が多いらしいです。
子宮内フローラ検査では、ラクトバチルス属と呼ばれる乳酸菌(善玉菌)の割合と、その他の細菌(悪玉菌)の割合や種類がわかり、
乳酸菌(善玉菌)が占める割合が90%以上が良好な子宮内環境らしいのですが、
私の場合、この善玉菌(ラクトバチルス菌)が占める割合は、何と0.1%!
ほぼ、ゼロ!
私の子宮内は、悪玉菌が制覇していることが判明しました。
しかし、この「悪玉菌」が、私の身体の中にいつから存在したのかは、今となっては知る術はなく、
不妊治療を始めた時点ですでに存在していたのか、それとも治療のどこかのタイミングで悪玉菌が増え始めたのかはわかりません。
「悪玉菌」が存在したまま、過去の着床があったのか、流産を繰り返したことで発生したのかもわかりません。
この「悪玉菌」が存在していても、着床するときはするし、「悪玉菌」を消しても着床しないときはしないと言われました。
そりゃそうだ。
これが、私にとって「常在菌」の可能性もあるらしく、このまま移植をしてみるのも一つの手段ではあると言われましたが、
「最後の移植なので、後悔したくありません。」と伝え、薬を内服して治療してもらうようにしました。
フラジールという抗菌薬を1週間服用し、この悪玉菌をやっつけます。
その後、medigyne膣剤という乳酸菌(善玉菌)を1週間使用して、正常な子宮内環境を整えていきます。
その他のビタミンDや、銅、亜鉛といった数値は合格。
過去に苦しめられた子宮内膜炎については、若干の反応はあるものの、これは正常範囲内ということでクリア。
ERA(着床の窓)についても、時期のズレはなく問題はありませんでした。
子宮内フローラについては再検査はなく、そのまま移植に入って問題ないと思いますと言われ、
今日で、京野アートクリニック高輪での診察は終了しました。
忘れずに薬を服用し、生理周期が始まったら杉山産婦人科で最後の移植となります。
やることは、全部やり切りました。
あとは、お迎えに行くのみです。
本日のお会計
投薬代
¥8,170-
京野アートクリニック高輪 合計
¥1,005,090-
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